2026年04月01日 (水)
私たちの心をつかんで離さない桜が、また、今年も見事に咲き誇りました。
万物が芽吹く季節の訪れです。
学園の校庭や花壇には、菜の花やチューリップ、パンジーが一斉に咲いています。鮮やかな黄色や赤色をきらめかせて春到来の喜びに揺れています。道端に顔を出したオオイヌノフグリも、公園のカイドウも、春を謳歌しています。それぞれが時期を知り一斉に自力で芽吹く不思議を感じます。
また、それぞれが自分の居場所に落ち着き、一番輝くよい形で花開き、その存在を主張しているようです。そこにも自然に備わる「自力」の強さを感じます。そしてまた、気付かないところで当たり前のようにそれらの命を支える、光や水や土、或いは人の手という「他力」の大きさに心打たれます。
様々な芽吹きを目にしながら、以前、先輩から伺った、詠み人知らずの俳句を思い浮かべました。
『ものの芽の 力に雨の 加わりぬ』
ものの芽は、まさに伸びようとする子ども自身だと言えましょう。であるならば、降り注ぐ慈雨は、教職員であり、保護者であり、地域の方々であるはずです。
まずもって「自力」、子ども達それぞれが確かにもつ「ものの芽の力」を信じ、
大切にしながら、それを支え認め励ます「他力」、即ち時機をとらえた「慈雨」で、成長をよりよいものにしていきたいと、考えます。
聖セシリアこども園の2026年度、開園一年目の歴史が始まりました。聖セシリア幼稚園開設から73周年目の春です。87名のきらきらした新入園児を迎え、総園児数162名、総職員数33名の出発です。聖セシリアこども園全体が、清新な意欲であふれています。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、この度、原 信江前園長の後任として、本園に着任いたしました土屋康子と申します。保護者や地域の皆様に支えられ、諸先輩方の努力によって築かれてきた聖セシリアのよき伝統を受け継ぎ、さらに、子ども達一人一人の夢を育み、「子どもが主役の楽しい園」づくりに、教職員と力を合わせ、全力を尽くして参ります。
保護者、地域の皆様のご理解とご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
